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2006/09/22 (Fri) 22:46
『憲法の常識 常識の憲法』(百地章著)

 政教分離をちと勉強しようと思って読んだのがこの本。が、あまり良くない。言ってることは単純で、憲法学の常識と世間の常識にギャップがあるので、世間の常識に合わせよう(大意)というもの。

 そもそも、憲法学の常識と世間の常識にギャップがある事がそんなに問題なの?専門知と世間知にギャップが無いんだったら、百地さんみたいな専門家なんていらない。百地さんみたいな専門家の役割ってのは、世間の常識に合わせることなんかじゃなくて、専門的な見地から得られた知識を素人に伝えることなのでないの?

 戦後憲法学がそういう努力をしてこなかったと言うんなら話は分かる。例えば小林節さんの「きちんとした憲法常識が世の中に浸透していないということは、護憲派がそれをきちんと何十年も語って来なかったということなんですよ」というのは、そういうこと。小林さんが言う憲法常識は立憲主義(=国家権力の濫用を抑制して国民の権利や自由を守る原理)なんだけど、残念ながら「世間の常識」とは言えないから。

 しかし、この本は、「立憲主義」の意義を軽視するつもりはないと言いながらも、その意義をほとんど伝えていない。そしてそれ以上の分量で、「国柄」や「伝統」を憲法に書き込めと言っておきながら、肝心の「伝統」や「国柄」とは何かも説明しないおそまつぶり。

 個々の論点に関しては、他説の根拠を批判した上で自説を展開するという論理的な構成が取られていて傾聴に値する部分もある。テーマも、女帝論や外国人参政権や9条とてんこ盛りで、そういう事に興味のある人は読めばいいと思う。

でも、kongyong的にはこの本のコンセプトそのものがおかしいと思うのであまりお勧めできない一冊なのだ。

 

*法学に詳しい友人に聞いたら、『政教分離とは何か』は、いい本らしいです。以上わざとらしいフォローでした。はい。

 by kongyong
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